「ドバイで働いている日本人は、どんな仕事をしているの?」
「ドバイ在住日本人の給料はどのくらい?」
このようなお悩みはありませんか?
日本での仕事は順調であるにもかかわらず、何か物足りなさを感じてドバイへ移住する日本人が増えています。
日本では所得税の増税や年金受給年齢の引き上げなども検討されており、将来に経済的な不安を感じている方もたくさんいるでしょう。
ドバイへ移住すると、平均年収が上がり、貯蓄や資産が増えるため、金銭的に余裕のある生活をすることができます。
この記事では、ドバイで働く日本人の就業先や給料、在住エリアを解説していきます。
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ドバイで働く日本人の就業先
日本人がドバイで働く場合、その就業先は大きく以下の3つのパターンがあります。
- 日系企業の駐在員
- 日系企業の現地採用
- 現地企業(外資系含む)の社員
一般的に、空港・教育関係の就職はハードルが高く、年収の高い公務員はUAE人のみという決まりがあるので難しいです。
それでは、現地で働く日本人の就業先について、もう少し詳しく見ていきましょう。
駐在員
ドバイで働く日本人のほとんどは、駐在員として派遣されています。
ドバイ支社は地理的な面から、中東・アフリカ地域を管轄する拠点として扱われやすく、業務が多方に渡るため、重責を背負わなければなりません。
しかしながら、日本で働くよりも福利厚生がとても良く、住居費や健康保険料の会社負担、自動車の貸与などをしてくれるため、経済面のサポートが最も充実している就業先です。
UAEには339もの日系企業があり(2020年)、そのほとんどがドバイに拠点を構えています。
最近では、ドバイに滞在する駐在員の需要が高まっており、職種によっては求人サイトで募集している案件もあります。
日系企業
タイやインドネシアなどの東南アジア諸国と比べると、ドバイにある日系企業はまだ数が少なく、マーケットの規模が小さいです。
したがって、駐在員ができる限りの業務を行いますが、負担軽減のために現地の日本人を採用することもあります。
ドバイの日系企業は顧客が日本人である場合がほとんどなので、日本人は重宝される傾向にあります。
日系企業の現地採用として働く日本人は女性が多く、データ入力や書類作成などの事務職・受付職の需要が高いです。
現地企業
ドバイもしくはUAEのローカル企業や、ドバイに拠点を置く外資系企業で仕事をする日本人も増えています。
現地企業で働く場合は高い英語力と異文化への理解が求められるため、日本人にはややハードルが高いと言えますが、日本のおもてなし文化を活かせるホスピタリティの分野では需要があります。
医療系・IT系・美容系など、手に職がある人は国籍や英語力に関係なく仕事を得ることもできます。
現地企業では具体的にどのような就業先があるのか、以下でご紹介します。
日本料理店のシェフ
ドバイで出されている日本人向けの求人で、最も数が多いのは日本料理店のシェフです。
UAEでは近年、日本食がブームになっており、2021年には288店舗の日本食レストランが確認されました。
特に人気が高いのは寿司で、日本料理店で働く日本人のほとんどが寿司職人として仕事をしています。
寿司を握るプロとまでは行かなくても、日本食レストランでの勤務経験が数年程度あれば、優遇される傾向があります。
また、鉄板焼きシェフの求人も多く出されています。
エンジニア
エンジニアとしてのスキルがあって、現地企業で活躍している日本人もたくさんいます。
ここ数年、ドバイはIT産業に力を入れており、AIなどの最新テクノロジーを取り入れた都市開発を積極的に行っています。
そのため、IT関連のエンジニアは需要が高まっており、高いスキルを持っていれば国籍に関係なく採用されます。
専門性の高い職種なので年収も高く、将来的に独立・起業することも可能です。
ホテル
日本での接客業の経験を活かして、ドバイの高級ホテルで就業している日本人もいます。
ドバイは世界トップの観光都市であり、ラグジュアリーなイメージが強いことから、高級ホテルビジネスが盛んです。
価格帯が高くなるほど日本人のお客さんも多くなるため、日本レベルの接客・VIP対応・スケジュール管理などが求められます。
ドバイでは日本のおもてなし文化が高く評価されているので、日本人にとっては就職しやすい職種です。
ドバイで日本人は十分働ける
ドバイは海外の就職先として日本ではあまり知られていませんが、ドバイで日本人は十分に働けると言えます。
その理由を以下で解説します。
人口の80%以上が外国人で特別なことではない
ドバイは人口の90%以上が外国人で構成されているので、日本人であることは何ら特別なことではありません。
ドバイのあるUAEは、もともと国民の数が少ないため、外国から労働者を受け入れて経済を発展させるという戦略を取っています。
そのため、税制面での優遇措置や起業のしやすさなどを世界へアピールして、国家主導で外国企業の誘致を積極的に行っています。
結果的に、外国人労働者や外資系企業が大量にドバイへ流れ込み、現在では現地のUAE人に会うことは稀とまで言えるほど、国際的な環境となっています。
在留邦人数は右肩上がりの傾向
タイの8万2,574名やイギリスの6万3,653名と比べると、UAEの在留邦人数は4,428名(2021年)と少ないです。
しかしながら、ドバイへ進出する日系企業は年々増加しており、在留邦人数も右肩上がりの傾向にあります。
ドバイに拠点を置く日系企業は、発電や上下水道などの公共インフラの分野が主流でしたが、最近では日本人在住者向けのサービスを提供する会社も増えています。
大手では、みずほ銀行や紀伊國屋書店、ダイソーなどが進出しています。
ドバイに移住する日本人は今後も増加してくと考えられており、日系企業が参入してくれば、日本人がドバイで働けるチャンスもどんどん増えていくでしょう。
ドバイはコネ社会でもあるので、ドバイの日本人コミュニティが大きくなるほど、知り合いから仕事を紹介してもらえる可能性も高まります。
働く上で現地スタッフとの円滑なコミュニケーションが重要
ドバイに限ったことではありませんが、海外で働く上で現地スタッフとの円滑なコミュニケーションを取ることはとても重要です。
ドバイの公用語はアラビア語ですが、ドバイではUAE人よりも外国人比率の方が高いので、基本的なコミュニケーションは英語で行われます。
さらに、非英語圏出身の外国人が多く、発音や文法に間違いがあっても会話が成り立ってしまうため、完璧な英語は求められません。
ドバイに住む外国人で最も多い国籍はインドですが、彼らの英語は独特のアクセントがあり聞き取りにくいと言われています。
しかしながら、比較的簡単な単語や文法を使って話している場合が多く、慣れてくれば理解できるようになります。
英語に苦手意識のある日本人はたくさんいますが、そのような意味では、英語圏よりドバイの方が英会話のハードルが低く、生活や仕事がしやすいでしょう。
ドバイで働く日本人が住むエリア
ここでは、ドバイで働く日本人が住むエリア、移住する日本人が住みやすいエリアについて解説します。
ドバイには、世界中の人が移住してくるため、好条件の物件はすぐに契約が決まってしまう状況があるので、覚えておきましょう。
ドバイダウンタウン
ドバイダウンタウンは、ドバイの中心部にあり、最もにぎやかなエリアとなっています。
日本人も多く住んでおり、ドバイモールを始め、生活に必要なお店は全て揃っているので利便性が高いです。
ブルジュ・ハリファのようなドバイ定番の観光地にも近く、徒歩で回れてしまう距離なので観光客の滞在先としても選ばれています。
ただし、家賃の価格帯が高く、タワーマンションのワンルームで月20万円からが相場です。
駐在員や高年収者におすすめの居住エリアです。
ドバイマリーナ
ドバイマリーナは、海沿いにあるエリアで、人工的に作られた都市水路は世界最大規模を誇ります。
ドバイダウンタウンのように、観光客が集まるスポットとして栄えており、スーパーやレストランが充実していて生活しやすい場所です。
ザ・リッツ・カールトンやヒルトンなどの高級ホテルや高級アパートが立ち並んでいて、富裕層や日本人在住者もたくさんいるので、治安はとても良好です。
交通の便が良いエリアですが、家賃はドバイダウンタウンほど高くありません。
タワーマンションのワンルームだと、月10万円程度で借りられます。
しかしながら、築年数の高い物件も多いので、契約する際は老朽化していないか確認した方が良いでしょう。
JVC
JVCは、Jumeirah Village Circleといって、ドバイ最大の住宅街として知られています。
ただ、ドバイの内陸側で中心部から離れているため、移動は自分の車かタクシーを使わなければなりません。
しかし、ショッピングモールや病院など必要なものはエリア内にあるので、生活する上で困ることはないでしょう。
郊外ということで家賃は安く、低層階マンションでジムとプール付きの2LDKの部屋を借りても、月15万円くらいです。
自家用車のある方や在宅勤務が中心の方におすすめです。
ドバイで働く日本人の給料
せっかくドバイへ移住しても、日本にいた頃と同じような年収では意味がありませんね。
こちらでは、ドバイで働く日本人は実際にどの程度の給料をもらっているのか、ご説明します。
ドバイへ移住した人の平均年収は750万円
ドバイ移住者の平均年収は750万円で、日本の平均年収(2023年1月時点で404万円)のほぼ2倍です。
そうはいっても、移住者全員の収入がこのように高いわけではなく、ドバイは国籍や職種によって収入に大きな差がある超格差社会という現状もあります。
UAE人の平均年収は2,000万円ですが、彼らの多くはUAE人しか就けない公務員の仕事をしています。
一方、インドやバングラデシュなどの出稼ぎ労働者の平均年収は82万円です。
ドバイ全体での平均年収は1,000万円を超えると言われますが、それはUAE人の年収が平均値を底上げしていることが要因です。
しかしながら、ドバイへ移住した日本人は日系企業や外資系企業で働いているケースが多く、ドバイ移住者の平均年収750万円と同水準での収入を得ています。
専門性の高い職種や役職ポジションであれば、収入はもっと高いです。
非課税による恩恵
UAEは外国人にとってタックスヘイブンな国で、税金の種類が非常に少ないです。
所得税や法人税など、収入に直結するような税金もかかりません。
また、フリーゾーンという経済特区でビジネスをすると、所得税および法人税が0%になります。
[alert title=”注意”]
2023年6月から法人税の導入が検討されています。
年間所得が37万5,000ディルハム(約1,350万円)を超える場合、法人税は9%です。
※日本および海外向けビジネスをしているフリーゾーンの企業は対象外となっています。
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日本の最高所得税率は45%で、稼げば稼ぐほど税金の支払い額が大きくなります。
そのため、既に高年収層にいる方や今よりも稼ぎたい方は、ドバイに移住して非課税の恩恵を受けることで、手取り年収を増やすことができるでしょう。
※1ディルハム=約36円
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まとめ
今回は、ドバイで働く日本人の実際(就業先や平均年収、在住エリアなど)とドバイへ移住することで受けられる恩恵について解説しました。
日本人がドバイへ移住することのハードルは低い上に、日本よりも高い収入を得ることができるので、将来の生活に備えて貯蓄や資産を大きく増やすことも可能です。
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