ドバイ移住者インタビュー:【学費高い!?】ドバイに家族移住した40代日本人パパに聞く現地の教育事情

今回はドバイへ家族移住をした「ドバイ家族移住さん」にインタビューを行わせていただきました!

ドバイ移住に際して「ドバイ教育移住のメリット」「教育移住の注意点」などについてお話を伺っていますので、ぜひ参考にしてください!

実際のインタビュー動画も合わせて公開しているので動画でご覧になりたい方はご活用ください!

目次

ドバイ家族移住さんについて

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  • 名前 ドバイ家族移住さん
  • 年齢 40代
  • 職業や役職 ソフトウェアエンジニア(日本企業)
  • 家族構成 ドバイ家族移住さん、妻、8歳と2歳の息子の4人家族

インタビュー動画

ドバイ移住の目的と決め手

[box class=”box29″ title=”簡単にまとめると”]

  • ドバイ移住の目的は、子どもの教育とご自身がずっと海外に住んでみたかったから
  • ドバイには「バーチャルワーキングビザ」があり。仕事を続けながら移住ができる
  • ドバイのインターナショナルスクールは全てドバイ政府がランク付けされている
  • 各スクールには、英語が話せない・不得意な子向けの英語のサポートクラスがある
  • 日本からネットでドバイの住居を探すのはかなり難しい
  • ドバイは子どもに親切な国
  • テーマパークなどレジャーに事欠かない!
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対談形式のインタビュー内容

Q1. ドバイ移住を決意した背景や動機は?

 

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加藤:ドバイ家族移住さんがドバイ移住を決意した時期とその理由について教えてください。

 

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ドバイ家族移住さん:2つありまして、1つ目は子どもの教育目的。2つ目が私自身、ずっと海外に住んでみたかったことでした。2021年夏ごろ海外移住について真剣に考え始め、そこから情報収集をし2022年4月、ドバイに移住しました。

 

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加藤:海外移住を決意されてから1年弱でドバイに移住されたということですね。移住先を選ぶ時に最も重視したポイントは何でしょうか。

 

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ドバイ家族移住さん:当時7歳と1歳だった息子たちの教育面です。質の高い教育と英語環境が整っていることが第一でした。そこで経済面も考慮して移住先をドバイ、マレーシア、シンガポールに候補を絞りました。

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加藤:そのなかでなぜドバイを選んだのですか?
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ドバイ家族移住さん:安全面と経済的な理由で選びました。例えばマレーシアは、生活費やインターナショナルスクールの学費が他の国と比べ安かったのですが、当時のマレーシアでは取得しやすいビザがありませんでした。そして治安面ですね。本当かどうか分かりませんが子どもが誘拐されるという噂も耳にしたので、そういう場所へは移住する気になれなかったですね。そのため、マレーシアは候補から外しました。次にシンガポールですが、質の高い教育と治安の良さには満足できそうでした。ただ、生活費や学費がかなり高く、我が家にはちょっと厳しかったですね。その点、ドバイは生活費、学費共マレーシアとシンガポールの間ぐらいでしたし、治安も良いと聞きました。そのため、ドバイを選びました。今では、8歳になった息子はドバイのインターナショナルスクールへ、2歳になった息子はナーサリーへ通っています。
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加藤:ちなみに、お子さまの学費はいくらぐらいでしょうか?
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ドバイ家族移住さん:インターナショナルスクールが年間200万円程、ナーサリースクールは年間200万円弱程です。

Q2.ビザは?

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加藤:ドバイ海外移住さんが取得されたビザについて教えてください。
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ドバイ家族移住さん:「バーチャルワーキングビザ」を取得しました。いわゆる「リモートワークビザ」と呼ばれるもので、ドバイ以外の海外企業で収入を得ながら、ドバイに住むことができるビザです。私は日本企業でソフトウェアエンジニアとしてリモート勤務をしています。「バーチャルワーキングビザ」を取得したことで、仕事を辞めることなくドバイに移住し、子どももドバイの学校に通わせることができています。

Q3.ドバイの学校選びは?

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加藤:学校選びは、現地で見学されて決めたのでしょうか?
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ドバイ家族移住さん:まず、私が海外移住に向けて動いていた2021年は新型コロナウィルスの影響が強くあり、容易に渡航ができない状況でした。そのため見学ができず、インターネットを使って学校を探し入学試験もオンラインで行いました。学校を探したのは、上の子のインターナショナルスクールだけですね。下の子のナーサリースクールは、現地に行ってから探しました。
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加藤:学校を選ぶ上で何を基準にされましたか?
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ドバイ家族移住さん:ドバイの全ての学校は、KHDA(ドバイで私立教育機関を統括する知識・人材開発庁)でランク付けされています。そのため、ある程度良い判定がされている学校をいくつか選びました。また、インターナショナルスクールのカリキュラムは、国際バカロレア(IP)式、アメリカンスクール式、ブリティッシュスクール式と一般的に分かれると思いますが、アメリカン式よりブリティッシュ式の方が規律やしつけ等について、日本人には馴染みやすいと聞きましたので、ブリティッシュ式を選びました。また、STEM教育を掲げている学校も希望いたしました。学校のカリキュラムも学校選びに重視したポイントですね。志望校を絞ったあとは、ネットから受験の申し出をしました。
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加藤:入学試験は、どのようなものでしたか?
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ドバイ家族移住さん:試験は、英語とパズルのような図形を使った試験でした。日本の小学校受験のような堅い雰囲気ではなく、今のレベルを判定するための試験、という印象でしたね。英語の試験は、英語がどの程度できるか判定するための試験ですが、当時上の息子は全く英語が話せない状態でした。インターナショナルスクールには、英語が話せない・不得意な子のためのサポートクラスがありますが定員があるので、空きがない限り英語が話せない子は試験すら受けられません。実際、息子が全く英語ができない状態だと伝えると、候補の学校のうち2、3校からはその場で受験を断られてしまいました。残り1校のサポートクラスに空きがあったので、試験を受けることができ、無事に合格しました。
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加藤:受験されたのはいつ頃でしょうか?
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ドバイ家族移住さん:2021年の冬でしたね。
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加藤:下のお子さんのナーサリースクールはどのように探されたのですか?また重視したポイントについて教えてください。
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ドバイ家族移住さん:ナーサリースクールは、先ほども申したとおり渡航してから探しました。まずはインターネットで候補を選び、見学もしましたね。重視したのは、家から近い位置にあり、衛生面や施設が綺麗であることでした。自宅から近い点はよかったと思います。子どもがまだ幼いうちは、体調を崩しやすいのでナーサリーからお迎えの要請が来ることが多くあります。そういう時は徒歩で迎えに行けるので、自宅から近い場所に選んだのは正解でした。

Q4.お子様の通学は?

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加藤:上のお子さんの通学について教えてください。
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ドバイ家族移住さん:広範囲から通っている子が多いので、スクールバスがあります。学校から家が遠い場合は、通学バスを利用するか親が車で送迎するかどちらかになります。以前は、学校から家が少し遠かったので、行きは通学バス、帰りは私が車で迎えに行っていました。なぜ、わざわざ迎えに行っていたかというと、学校の雰囲気を見たかったことと、先生とコミュニケーションを取りたいからという理由でした。もちろん、行きも帰りも通学バスを利用しているお子さんもいますし、車で送迎されているお子さんもいます。

 

Q5.住居はどのように探しましたか?

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加藤:住居もネットで探されたのでしょうか?
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ドバイ家族移住さん:上の子の入学が決まったあと、やはりインターネットを使い日本から探しました。私の場合、子どもの学校が決まらない限り、移住自体を決定できなかったので、住まい探しは後回しになりましたね。
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加藤:住居選びでは何を重視しましたか?
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ドバイ家族移住さん:まず上の子の学校の近く、もしくは通学バスが走る範囲内の場所であることが大事でした。
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加藤:ちなみにエリアはどの辺りですか?
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ドバイ家族移住さん:ドバイマリーナでした。

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加藤:住居選びで難しかった点について教えてください。
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ドバイ家族移住さん:土地勘のない中で、住居を探すというのは思った以上に大変でしたね。結果的に問題ない家だったのですが、住居によっては自宅前に大通りがあったり、公園に行きにくかったりする家もあるので、不便な家を選択してしまう可能性はあったと思います。ドバイあるあるなのですが、ドバイって横断歩道が少ないんですよね(笑)。目の前に公園があるのに、遠回りしないと行けないということもあるので、そういった細かいことはやはりインターネットだけでは気づきにくいと感じました。ドバイは暑いので、子連れで徒歩移動するのが結構大変なんです(笑)
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Q6.ドバイは子育てしやすい環境ですか?

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加藤:実際、ドバイに住んでみて子育てしやすい環境だと思いますか?
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ドバイ家族移住さん:はい。実際、住んでみると治安の良さを感じます。1年以上住んでいますが、危険を感じたことは一度もないですね。ドバイは警察国家なので、治安は保証されていると思います。また、ドバイに住む方々は子どもが好きな方が多く、とにかく子どもに優しいですね。特に下の子は、どこに行ってもちやほやされます。お店の人だけでなく、道を歩いている人まで親切ですよ。
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加藤:ドバイは、人口ピラミッドが20〜40代の方が最も多いんです。そのため、子どもに寛容な国かもしれませんね。子育てで使われているサービスのアプリなどありますか?
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ドバイ家族移住さん:「kidzapp」という子どものプレイエリアを探してくれるアプリを使用しています。あとは、公園の割引のアプリも使っています。ドバイはテーアパークが多いので、「レゴランド・ドバイ」の年間パスポートも持っていますよ。子持ちの人は大体、レゴランドの年間パスポートは持っているんじゃないかな。我が家もすごく活用しています。
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加藤:ちなみに、休日はどのように過ごしていますか?
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ドバイ家族移住さん:レゴランドやテーマパーク、ウォーターパークなどに行っています。本当に、レジャーには事欠かないですね。また、自動車でドバイ以外のUAE首長国にも行くこともあります。アブダビやラスアルハイマなどは自動車で1時間くらいの距離にあるのですが、ドバイと雰囲気が違うので面白いですね。東京から千葉へ行くような感覚で、他の首長国に遊びに行ける手軽さも魅力的です。家族で1泊旅行をして観光を楽しんでいます。
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加藤:特に、アブダビやラスアルハイマは日本とも全然違う雰囲気ですからね。

 

Q7.ドバイで子育てするメリット、デメリットは?

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加藤:ドバイで子育てするメリットについて教えていただけますか?
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ドバイ家族移住さん:一番大きなメリットは、英語環境だと思います。日常生活から学校の勉強まで英語を使いますので、上の子は親が驚くほど英語が上達しました。もちろん、完璧とはまだ言えませんが移住して1年程で、友達や学校の先生とコミュニケーションを取れるレベルには達しています。下の子は、まだ2歳なので言語習得段階で日本語と英語の区別がまだついていない感じですね。バイリンガルのような育ち方をしています。
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加藤:お子様が海外のインターナショナルスクールに通っていることで、差別を感じたことはありましたか?
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ドバイ家族移住さん:差別は全く感じませんね。息子からもそのような話は聞いたことがありません。ドバイは多様性の国なので、学校も国全体も人種がバラバラなんです。アジア人、アラブ、インド人、白人など様々ですね。そのため、差別や仲間はずれがありません。
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加藤:デメリットはありますでしょうか?
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ドバイ家族移住さん:2つありまして、1つは日本と比べて放課後、友達同士が遊ぶ機会が少ないことですね。インターナショナルスクールだと、広範囲から通う子が集まっているので、友達の家も遠いんです。そのため、子供達同士では集まれないんですよね。ですから、親同士が連絡を取り合って、誰の家で集まるか親が企画しています。子どもが自分たちで集まる機会がないというのは、デメリットかと思います。2つめは漢字ですね。家で教えているのですが、これがなかなか大変なんです(笑)
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加藤:外国の方が、漢字が難しいとおっしゃるのと同じでしょうね(笑)いわゆるバイリンガルで、英語も日本語もできる、となると漢字は避けて通れないですよね。どのように勉強しているのですか?
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ドバイ家族移住さん:漢字は、日本で買ってきたドリルを使って勉強しています。読み方や書き順など教えることが結構あるので、本当苦労しています……(笑)
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加藤:漢字の他に、日本の勉強は教えていますか?
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ドバイ家族移住さん:はい。我が家の場合、どこかのタイミングで帰国すると決めています。そのため、日本の公的な学業はキャッチアップしています。タブレット教材を契約したままドバイに持って来ているので、タブレットを使って勉強させています。

 

最終Q. ドバイ移住を検討している他の方へのアドバイスやメッセージは?

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ドバイ家族移住さん:ドバイに移住することができ、今の生活に満足しています。特に、英語環境という面では非常にメリットを感じています。また、ドバイは人種が多様で差別もありませんので、多様性のある社会や多人種との共生はここでしか感じられない体験ではないでしょうか。同じ価値観を持つ方であれば、ドバイ移住はおすすめです!
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ドバイ家族移住さんはドバイ移住についてnoteに投稿されています。ドバイ移住の、生の実際の情報が書いてありますので、ぜひご覧いただけると幸いです。(ドバイ家族移住さんのnote『ドバイ移住計画』はこちら

まとめ

「OptionB」では、今回インタビューさせていただいたドバイ家族移住さんのように、教育移住、もしくは移住される方の教育サポートもさせていただいております。

気になる方はまずは一度概要欄から弊社の公式LINEの方からご登録いただいて、私を含む移住サポーターから諸々お話しさせていただけたら幸いです!

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