・ドバイ法人Logical XのCOO
・法人設立/海外移住サポートを提供中
・東京大学在学中にインフルエンサービジネス会社を創業。2022年に同社を売却、その後ドバイに移住しLogicalX FZCOに参画
東大在学時に18歳でインフルエンサービジネス会社を創業。その後2022年に同社をは東証プライム上場企業に売却。
その後ドバイに移住し、2社目のLogical Xを共同創業し、COOとして事業運営に当たる。
1社目に引き続き、YouTubeマーケティングに特に強みを持ち、YouTubeメディアを起点として
・ドバイ移住/法人設立/不動産売買仲介事業
・英語圏向けSEO/YouTube 不動産メディア事業
・YouTube受託事業
などを展開。
・代表社員 黒田 昌史（1963年生）
・1986年大阪外国語大学アラビア語学科卒業
・1998年サウジアラビア赴任
・2002年税理士へと転職
・2008年日本マネジメント税理士法人を設立
世界各国から、投資家や起業家がドバイに移住していますが、その理由のひとつとして、ドバイの「フリーゾーン」が挙げられます。
フリーゾーンを活用することで、税制面で優遇を受けたり、整備された設備を使ってビジネスを始めることが可能です。
本記事では、ドバイのフリーゾーンについて、種類や活用するメリットについて詳しく解説していきます。ドバイのフリーゾーンについて知りたい方、ドバイでビジネスを始めたい方は、ぜひ最後までご覧になってください。
ドバイのフリーゾーンとは？
ドバイのフリーゾーン（Freezone）とは、ドバイの各首長国政府が設けている「外資系企業誘致のための経済特区」です。
フリーゾーンの特徴については後ほど詳しく解説しますが、大きな強みとしては「関税、法人税が非課税となる」点が挙げられるでしょう。
【ドバイビジネス情報】
フリーゾーンで起業する大きなメリットとして「法人税・関税がない」ことが有名ですが、
ドバイのフリーゾーンはなんと20種類以上もあるんです…！それぞれ特徴が異なるので、どのフリーゾーンを選ぶか迷われている場合も、是非お気軽にご相談ください😊
— Suzuki@ドバイ移住サポーター@Option B (@dubaiisgood) August 26, 2023
日本で法人を設立してビジネスを行えば、20%以上の法人税がかかります。また、外国から原料や製品などを輸入する際は、関税も当然のようにかかってきます。
ドバイのフリーゾーンでは、上記のような税金は一切かからないので、節税を大きく進めることが可能です。
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フリーゾーンは20種類以上も存在し特徴が異なる
ドバイのフリーゾーンは、20種類以上も存在します。ドバイのフリーゾーンといっても、1つのエリアが経済特区となっている訳ではありません。各エリアによって、それぞれ特徴を持ったフリーゾーンが設定されている形です。
ドバイのフリーゾーンの主なフリーゾーンは、下記の通りです。
- ジェベル・アリ・フリーゾーン（JAFZ）
- ドバイ空港フリーゾーン（DAFZ)
- ドバイ・インターネット・シティ
- ドバイ・メディア・シティ
- ドバイ・ナレッジ・ヴィレッジ
- ドバイ・プロダクション・シティ（旧称：IMPZ)
- ドバイ・アウトソース・ゾーン
- ドバイ・スタジオ・シティ
- ドバイ・サイエンス・パーク
- ドバイ・デザイン・ディストリクト
- ドバイ・アカデミック・シティ
- ドバイ・オート・ゾーン（旧ドバイ･カーズ･アンド・オートモーティブ・ゾーン）
- ドバイ・ゴールド・アンド・ダイヤモンド・パーク
- ドバイ・マルチ・コモディティーズ・センター(DMCC)/ジュメイラ・レイク・タワーズ(JLT)
- ドバイ・ヘルスケア・シティ（DHCC)
- ドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センター
- ドバイ・シリコン・オアシス
- ドラゴンマート（中国製品専門フリーゾーン）
- ドバイ・テキスタイル・シティ
- ドバイ・サウス（旧称：ドバイ・ワールド・セントラル）
- ドバイ・フラワー・センター
- メイダーン・フリーゾーン
- インターナショナル・ヒューマニタリアン・シティ
- ドバイ・ワールド・トレード・センター
ドバイのフリーゾーンの主な特徴として、下記の点が挙げられます。
- 外資100%の企業を設立可能（非フリーゾーンの場合は、資金の51%以上をUAE国民が出資する必要がある）
- 関税、法人税が非課税となる（フリーゾーンで製造した商品に関しては「外国産扱い」となり、内地へ輸出する際は「5%」の関税がかかる）
- インフラや設備などが整備されている
- 原料や半製品の輸入手続きが簡易的となっている
- 設立した企業において、UAE国民の雇用義務がない
フリーゾーンでは、関税・法人税が非課税になる点に加えて、インフラや設備などが整備されていたり、原料や半製品の輸入手続きが簡易的になっている等の点も特徴です。
外国で法人を設立してビジネスを行いた際に、最適な環境が揃っているといえるでしょう。
また、ドバイのフリーゾーンは、大きく分けて下記の3つに分類されます。
- 港湾型
- 空港型
- 産業特化型
港湾型は、港に面した位置にあり、広大な面積を有しています。このため、大規模ば工場を設置したい際に最適です。また、船舶を利用した輸出入にも対応しています。倉庫設備も充実しているので、商品の保管にも困りません。
ただ、港湾型のフリーゾーンは、市街から離れた場所に位置しているケースが多いため、市街へ移動する際は少々不便です。
空港型は、空港近くに位置するフリーゾーンです。空港近くにある分、航空便での輸出入に適しています。多様な産業で利用が許可されている点も特徴です。
ただ、港湾型と比べると、面積が小さいです。このため、大規模な工場や設備を置くには不向きとなります。
産業特化型は、市街地に設置されたフリーゾーンです。市街地にある分、交通アクセスが良い点が特徴となります。隣接する関連業種の企業と交流を深めやすい点も、産業特化型フリーゾーンの強みといえるでしょう。
ただ、特定の産業活動のみしか許可されていないのが難点です。また、倉庫等の設備も整備されていないケースが多いです。
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ドバイのフリーゾーンを活用することで、関税・法人税の免除、インフラ設備の利用など各種メリットが得られます。国外でビジネスを始めたい、法人を設立したい場合に、ドバイのフリーゾーンは最適といえるでしょう。
ただ、ドバイのフリーゾーンには様々な種類があります。どのフリーゾーンを選べばよいか、迷ってしまうケースも多いでしょう。
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