「ドバイにはお金持ちの方が集まっている」そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はドバイになぜ金持ちが集まるのか、その理由を紹介します。
ドバイに金持ちが移住する理由は「タックスヘイブン」
世界中から金持ちが移住する理由は、ドバイという都市が世界有数の「タックスヘイブン」だからです。
「タックスヘイブン」というのは、法人税や源泉徴収税、相続税等の租税がゼロか、もしくは限りなくゼロに近い国や地域を指します。
そのため、世界中の有名企業やお金持ちがドバイに移住するのです。また、教育面では国公立であれば大学まで無償で通えるため、お子さんがいらっしゃる家庭にも最適な移住先といえるでしょう。
また、節税だけでなく、VISAが取得しやすいのも海外移住する際のメリットといえます。
それではドバイがタックスヘイブンとされる大きな理由である、法人税がかからない点とVISAを取得しやすい点について紹介します。
ドバイでは法人税がかからない
ドバイでは、投資のキャピタルゲインと配当において法人税がかかりません。(それ以外は9%の法人税がかかる)
アラブ首長国連邦(UAE)には、フリーゾーン(経済特区)があり、一定の条件がありますが、フリーゾーンで法人を設立すると、法人税がゼロになります。
また、所得税や相続税、贈与税、固定資産税もゼロなため、税金大国日本と比較すると、大幅に税金が安いといえるでしょう。
さらに他の国と比べてVISAの取得がしやすい
ドバイでは外国人による永住権取得のシステムがありませんが、居住ビザを取得することで長期滞在が可能です。
主な居住VISAとして、以下の5種類があります。
・起業家VISA
・不動産VISA
・リタイアメントVISA
・リタイアメントVISA
・リモートワークVISA
その中でもおすすめなのが起業家VISAです。
起業家VISAを取得するには「UAE企業の設立(資本金1,000万以上)」や「投資ファンドに1,000万AEDの投資をおこなう(国内)」などの決まり事があるものの、比較的簡単にVISAが取得できます。
起業家VISAであれば3年間(フリーゾーン)滞在できますので、事業に集中することができるでしょう。(メインランドでは2年間)
起業家VISA以外もリモートワークVISA以外は取得難易度が他の国と比較すると低いため、自分の属性にあったVISAを選んでみてはいかがでしょうか。
なぜドバイは「タックスヘイブン」になっている?
ドバイは他の産油国のように大量の石油がとないため、なんとかして他の分野で経済を回す必要がありました。
そこで、香港やシンガポールのように自国をタックスヘイブン化させることで、世界中から金持ちを誘致し、投資マネーを集める仕組みを作りました。
その結果、ドバイは経済発展させることに成功して、中東の金融大国になったのです。
まとめ
今回はドバイにお金持ちが多い理由を解説しました。
近年、日本でも多くの有名人が税金対策のため、ドバイに移住し始めています。
税金の面だけでなく、VISAの取得のしやすさもドバイへの移住が多い要因の1つといえるでしょう。
節税に興味がある方はドバイへの移住を検討してみてはいかがでしょうか。
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