ドバイ不動産の価格相場【2026年最新】エリア別・予算別で徹底解説

ドバイの不動産市場は2026年も引き続き活況を呈しています。本記事では、日本人投資家向けにドバイ不動産の価格相場をエリア別・物件タイプ別に徹底解説します。

「ドバイの不動産は高い」というイメージをお持ちの方も多いですが、実は東京都心と比較すると約半額の価格で、より広い物件を購入できます。

加藤 宗士

ドバイは固定資産税・相続税・キャピタルゲイン税がゼロ。税制面を考慮すると、実質的なコストは東京より大幅に低くなります。

この記事でわかること:

  • 2026年最新のドバイ不動産価格データ
  • エリア別・物件タイプ別の価格相場一覧
  • 東京との具体的な価格比較
  • 過去5年間の価格推移と今後の見通し
  • 日本人投資家の予算別おすすめ物件

ドバイ不動産の価格相場一覧【物件タイプ別】

2026年1月時点のドバイ不動産の価格相場を物件タイプ別にまとめました。

アパートメント(マンション)の価格相場

ドバイで最も取引量が多いのがアパートメント(日本でいうマンション)です。

物件タイプ面積目安価格帯(AED)価格帯(日本円)
スタジオ(1R)30〜45㎡50万〜100万AED2,000万〜4,000万円
1ベッドルーム50〜80㎡80万〜150万AED3,200万〜6,000万円
2ベッドルーム80〜120㎡120万〜250万AED4,800万〜1億円
3ベッドルーム以上120㎡〜200万AED〜8,000万円〜

※1AED=約40円で換算(2026年1月時点)

最も供給が多く、単身層、カップル、ファミリー向けまで用途も幅広いのが1ベッドルームです。多くの投資家から人気があります。

ヴィラ・タウンハウス(戸建て)の価格相場

ファミリー層や富裕層に人気のヴィラ(戸建て住宅)の価格相場です。

物件タイプ面積目安価格帯(AED)価格帯(日本円)
3BR150〜200㎡150万〜300万AED6,000万〜1.2億円
4BR250〜400㎡300万〜600万AED1.2億〜2.4億円
5BR400㎡〜600万AED〜2.4億円〜

パーム・ジュメイラやエミレーツヒルズなどの高級エリアでは、10億円を超えるヴィラも珍しくありません。

加藤 宗士

投資目的ならアパートメント、自己居住目的ならヴィラがおすすめ。ヴィラは賃貸利回りは低めですが、供給量が限られており、資産価値の維持力が高い傾向にあります。

平米単価の目安

ドバイ不動産の平米単価はエリアによって3倍以上の差があります。

エリアタイプ平米単価(円)
パームジュメイラ(超高級、居住)約110万円〜200万円/㎡
ダウンタウン(経済、観光、居住)約95万円〜160万円/㎡
マリーナ(経済、観光、居住)約55万円〜100万円/㎡
JVC(居住)約30万円〜45万円/㎡

エリア別のドバイ不動産価格【2026年版】

ドバイは地区によって価格帯が大きく異なります。ドバイ不動産投資を検討する際は、エリアごとの特徴と価格を把握しておくことが重要です。

パームジュメイラ(Palm Jumeirah)

世界的に有名なヤシの木型の人工島。ドバイの象徴的なエリアで、最高級物件が集まります。

物件タイプ価格帯(日本円)想定利回り
スタジオ6,000万〜8,000万円6.5〜7.5%
1ベッドルーム1億1,000万〜1億6,000万円4.5〜5.5%
2ベッドルーム2億〜3億円4.0〜5.0%

特徴:

  • ステータス重視の富裕層向け
  • 資産価値の維持力は最高クラス
  • 2020年以降、価格は約60%上昇

ダウンタウン・ドバイ(Downtown Dubai)

ブルジュ・ハリファやドバイモールがある、ドバイで最も有名なエリアです。世界中から観光客が訪れ、ビジネスの中心地でもあります。

物件タイプ価格帯(日本円)想定利回り
スタジオ6,000万〜8,500万円5.0〜6.0%
1ベッドルーム9,000万〜1億3,000万円5.0〜5.5%
2ベッドルーム1億6,000万〜2億5,000万円4.5〜5.0%

特徴:

  • 観光客・ビジネス需要が高く、賃貸需要は安定
  • 短期賃貸(Airbnb等)も人気で高収益が狙える
  • 価格は高めだが、資産価値の維持力も高い

ドバイ・マリーナ(Dubai Marina)

海沿いの高層マンションが立ち並ぶ人気エリア。欧米人駐在員に特に人気があり、ナイトライフも充実しています。

物件タイプ価格帯(日本円)想定利回り
スタジオ4,500万〜6,500万円6.0〜7.0%
1ベッドルーム8,000万〜1億2,000万円6.0〜7.0%
2ベッドルーム1億1,000万〜1億8,000万円6.5〜7.5%

特徴:

  • 若い専門職・駐在員に人気で賃貸回転率が高い
  • JBR(ビーチ)へのアクセスが良好
  • ダウンタウンより手頃な価格帯
加藤 宗士

パームジュメイラは利回りより資産価値重視の投資家向け。世界的な知名度があり、「ドバイに物件を持っている」というステータスを求める方に人気です。

JVC(Jumeirah Village Circle)

新興から中堅、大手までさまざまなデベロッパーがプロジェクトを展開しているエリアです。手頃な価格と高利回りが魅力で、単身者、カップル、ファミリーまで幅広い層からの賃貸需要が安定しています。プロジェクトは玉石混交で、選定にあたってはプロの目利きが必要になります。

物件タイプ価格帯(日本円)想定利回り
スタジオ2,500万〜4,000万円8.0〜9.0%
1ベッドルーム4,500万〜6,500万円6.5〜7.5%
2ベッドルーム7,500万〜1億円7.0〜8.0%

特徴:

  • ドバイ主要エリアで最もお手頃な価格帯
  • 利回り7〜9%と高収益が期待できる
  • ファミリー向け施設(学校・公園・モール)が充実

その他の注目エリア

エリア1BR価格帯特徴
JLT(ジュメイラレイクタワーズ)3,500万〜5,500万円マリーナに近く、コスパ良好
ドバイヒルズ5,000万〜8,000万円ゴルフコース隣接、ファミリー向け
MBR City4,500万〜7,000万円開発中エリア、将来性あり
ドバイサウス2,500万〜4,000万円空港近く、価格上昇期待大

東京とドバイの不動産価格を徹底比較

「ドバイの不動産は本当にお得なのか?」を、東京との比較で検証します。

同じ予算で買える広さの比較

同じ予算でどれくらいの広さの物件が買えるか、具体的に比較してみましょう。

予算東京都心(港区・中央区)ドバイ(ビジネスベイ)
3,000万円約20〜30㎡(ワンルーム)約40〜50㎡(スタジオ)
5,000万円約30〜40㎡(1K〜1LDK)約60〜80㎡(1BR)
1億円約50〜65㎡(1LDK〜2LDK)約90〜120㎡(2BR)
1.5億円約65〜80㎡(2LDK〜3LDK)約150〜180㎡(3BR)

同じ予算でも、ドバイでは東京より大幅に広い物件を購入できます。

実質コストの比較(税金込み)

不動産投資では、購入価格だけでなく税金を含めた実質コストを比較することが重要です。

項目東京ドバイ
固定資産税年間0.5〜1.4%0%
都市計画税年間0.3%0%
キャピタルゲイン税約20%0%
相続税最大55%0%
購入時諸費用約6〜8%約7〜8%
加藤 宗士

例えば1億円の物件を10年保有した場合、東京では固定資産税だけで約800万円かかります。ドバイはゼロ。この差は大きいですね。

利回りの比較

賃貸利回りも大きく異なります。

エリア表面利回り実質利回り(税引後)
東京都心3.0〜4.0%約2.0〜2.5%
ドバイ(JVC)7.0〜8.5%約6.0〜7.5%
ドバイ(マリーナ)5.5〜6.5%約4.5〜5.5%

ドバイは税金がかからないため、表面利回りと実質利回りの差が小さいのが特徴です。詳しい利回り分析はドバイ不動産の利回り徹底解説をご覧ください。

ドバイ不動産価格の推移【過去5年間のデータ】

ドバイの不動産価格がどのように変動してきたか、過去のデータから分析します。

2020年〜2022年:コロナ後の急回復

2020年のコロナショックでドバイの不動産価格は一時的に約15%下落しました。しかし、UAEが世界に先駆けてワクチン接種を進め、2021年8月には観光客受け入れを再開。

その結果、2021年後半から価格は急回復し、2022年にはコロナ前の水準を超えました。

2023年〜2025年:過去最高値を更新

2023年から2025年にかけて、ドバイの不動産価格は過去最高値を連続で更新しました。

2025年の実績データ:

  • 販売件数:約18万1,000件(過去最高)
  • 販売総額:約5,220億AED(約20.9兆円)
  • 平均価格上昇率:年間6〜10%

具体的な値上がり事例

実際の値上がり事例をご紹介します。

物件2020年価格2024年価格上昇率
Wilton Park Residences(ELLINGTON)約4,400万円約7,300万円+66%
Belgravia Square(ELLINGTON)約3,800万円約6,100万円+61%
Wilton Terraces(ELLINGTON)約5,200万円約8,800万円+69%

4〜5年間で60〜70%の値上がりを記録しています。

加藤 宗士

値上がり事例はすべて実在物件のデータです。ただし、過去の実績が将来を保証するものではありません。エリア選びとデベロッパー選びが重要です。

2026年の価格見通し

2026年のドバイ不動産市場は以下の要因から引き続き堅調と予測されています:

  • 人口増加:2040年に人口580万人目標(現在約400万人)
  • 企業移転:法人税9%(主要国で最低水準)を活かした移転増加
  • ゴールデンビザ:富裕層の流入継続
  • 供給制限:土地が限られ、需給バランスは売り手有利

多くの専門家は、2026年も年間5〜8%程度の価格上昇を予測しています。ただし、世界経済の動向や為替変動には注意が必要です。

ドバイ不動産の価格下落リスクと対策

投資である以上、リスクについても正直にお伝えします。ドバイ不動産にも価格下落リスクは存在します。

過去の下落事例

ドバイの不動産価格は過去に2度、大きく下落しています。

時期原因下落幅回復期間
2008〜2009年リーマンショック約50%約10年
2020年コロナショック約15%約1年

リーマンショック時は回復に時間がかかりましたが、コロナショック時は急速に回復しました。これはドバイの経済構造が多様化し、レジリエンス(回復力)が高まったためです。

主なリスク要因

  • 世界経済の悪化:リセッション時は需要減退
  • 為替変動:円高時は実質的なリターン低下
  • 供給過剰:大量の新築物件供給時
  • 地政学リスク:中東情勢の変化

リスクを抑える物件選びのポイント

下落リスクを最小限に抑えるためのポイントをご紹介します。

  1. 大手デベロッパーの物件を選ぶ
    • Emaar、Meraas、Sobha、Nakheel、Aldar等の実績あるデベロッパー
    • 完成リスクが低く、資産価値も維持されやすい
  2. 賃貸需要が安定したエリアを選ぶ
    • ダウンタウン、マリーナ、JVC、ビジネスベイなど
    • 空室リスクを抑えられる
  3. 目的に合わせたエリア選定
    • 利回り重視:JVC、ビジネスベイ
    • 資産価値重視:パーム、ダウンタウン

詳しい購入方法についてはドバイ不動産の購入方法完全ガイドをご覧ください。

日本人投資家の予算別おすすめ物件

予算別に、日本人投資家におすすめの物件タイプとエリアをご紹介します。

予算2,000万〜3,000万円:少額からスタート

おすすめ物件:ビジネスベイ、メイダンホライズン、ドバイサウスのスタジオ

項目内容
価格帯2,000万〜3,000万円
想定利回り7〜8%
年間家賃収入約140万〜240万円
ターゲット入居者単身者、若手駐在員

メリット:少額から始められ、日本のワンルーム投資より圧倒的に高利回り。リスク分散のための1軒目として最適。

予算3,000万〜5,000万円:初めてのドバイ投資に最適

おすすめ物件:ビジネスベイ、メイダンホライズン、ドバイサウスの1ベッドルーム

項目内容
価格帯3,000万〜5,000万円
想定利回り6.5〜8%
年間家賃収入約200万〜400万円
ターゲット入居者カップル、若手ファミリー

メリット:賃貸需要が最も高い間取り。管理もしやすく、初めてのドバイ投資に最適。

加藤 宗士

日本人投資家の多くは、まず上記エリアで3,000〜5,000万円の物件から始め、慣れてきたら2軒目、3軒目と増やしていくパターンが多いです。

予算5,000万〜1億円:本格的な資産形成に

おすすめ物件:マリーナまたはダウンタウンの1〜2ベッドルーム

項目内容
価格帯5,000万〜1億円
想定利回り5〜6.5%
年間家賃収入約300万〜600万円
ターゲット入居者駐在員、高所得者

メリット:キャピタルゲイン(値上がり益)とインカムゲイン(家賃収入)の両方が狙える。人気エリアで資産価値も安定。

予算1億円以上:ゴールデンビザ取得も視野に

おすすめ物件:パーム・ジュメイラまたはダウンタウンの2ベッドルーム以上

項目内容
価格帯1億円〜
想定利回り4〜5.5%
年間家賃収入約400万円〜
追加メリットゴールデンビザ取得可能

メリット:200万AED(約8,000万円)以上の不動産購入でゴールデンビザ(10年居住権)を取得可能。資産保全と居住権の両方を獲得できます。

ドバイ不動産購入時の諸費用

物件価格以外にかかる諸費用も把握しておきましょう。

購入時にかかる費用

費用項目目安備考
DLD登録料物件価格の4%物件を政府システムに登記するための手数料
エージェント手数料物件価格の2%売主負担の場合もあり

合計:他の手数料も含め、物件価格の4〜7%が手数料としてかかることが一般的です。

保有中にかかる費用

費用項目目安備考
サービスチャージ(管理費)年間20万〜80万円物件・エリアにより異なる
固定資産税0円ドバイはゼロ

まとめ:ドバイ不動産の価格相場【2026年版】

本記事のポイントをまとめます。

この記事のまとめ

  • 価格相場:最安のワンルームは2,500万円〜
  • 東京比較:同じ予算で約2〜2.5倍の広さを購入可能
  • 税金:固定資産税・キャピタルゲイン税・相続税すべてゼロ
  • エリア選び:利回り重視ならDubai Silicon Oasis, Motor City, Business Bayなど、資産価値重視ならPalm Jumeirah
  • 価格推移:過去5年で60〜70%上昇、2026年も堅調予測
  • おすすめ:3,000〜6,000万円のStudioまたは1BR投資からスタート

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詳しい投資戦略についてはドバイ不動産投資完全ガイドもあわせてご覧ください。

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※本記事の価格データは2026年2月時点のものです。最新情報はお問い合わせください。

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