ドバイ不動産の短期賃貸・Airbnb投資ガイド【2026年版】ホリデーホーム運用で利回りを最大化

ドバイの不動産投資で「短期賃貸(民泊・Airbnb)」が注目を集めています。2025年にドバイを訪れた国際観光客は過去最高の1,959万人を記録し、ホテル稼働率は80.7%に達しました。この旺盛な観光需要を背景に、Airbnbなどの短期賃貸プラットフォームを活用した投資が、従来の長期賃貸を上回る利回りを実現するケースが増えています。

一方で、ドバイの短期賃貸にはDET(ドバイ経済観光局)のホリデーホームライセンスが必須であり、無許可で運営すると最大50,000AED(約210万円)の罰金が科されるなど、規制面の理解も欠かせません。

この記事では、ドバイ不動産の短期賃貸・Airbnb投資について、ライセンス取得から人気エリア別の収益データ、管理会社の選び方、リスクと注意点まで、投資判断に必要な情報を網羅的に解説します。

この記事でわかること

  • ドバイの短期賃貸(ホリデーホーム)市場の最新動向と需要背景
  • 短期賃貸 vs 長期賃貸の利回り比較データ
  • DTCMホリデーホームライセンスの取得手順・費用・罰則
  • マリーナ・ダウンタウン・パームジュメイラなどエリア別の収益性
  • 管理会社の手数料相場と選び方のポイント
  • 季節変動・規制変更など短期賃貸投資のリスクと対策

ドバイの短期賃貸(ホリデーホーム)市場とは

ドバイの短期賃貸市場は、世界有数の観光都市としてのポジションと、政府による明確な規制整備が相まって、投資対象として確立されています。まずは市場の全体像を理解しましょう。

年間約2,000万人が訪れる観光都市の賃貸需要

ドバイは2025年に1,959万人の国際観光客を受け入れ、3年連続で過去最高を更新しました。ホテルの平均稼働率は80.7%、平均客室単価(ADR)は前年比8%増の579AED(約24,300円)に達しています。

この観光需要の急増に対し、ホテルの客室数(約15.4万室)だけでは受け皿が不足しており、ホリデーホーム(短期賃貸物件)が宿泊需要の受け皿として重要な役割を果たしています。特に家族連れやグループ旅行者は、キッチン付きのアパートメントを好む傾向があり、ホテルよりも広く、コストパフォーマンスに優れた短期賃貸物件の需要が拡大しています。

鈴木 結

2025年12月にはドバイ史上初めて単月で200万人を超える観光客を受け入れました。この需要の伸びは短期賃貸市場にとって大きな追い風です。

短期賃貸とホテルの違い

ドバイにおける短期賃貸(ホリデーホーム)は、個人が所有するアパートメントやヴィラを観光客やビジネス客に一時的に貸し出すビジネスモデルです。ホテルとの主な違いは以下のとおりです。

比較項目ホテル短期賃貸(ホリデーホーム)
宿泊単価高い(ADR 579AED〜)中程度(1泊200〜400AED前後)
広さ25〜50㎡が中心40〜150㎡まで多様
設備フロント・レストラン完備キッチン・洗濯機付きが多い
滞在期間1泊から最低1泊〜(プラットフォームによる)
規制ホテル営業許可DTCMホリデーホームライセンス

Airbnbだけではない — 主要プラットフォーム一覧

ドバイの短期賃貸では、Airbnb以外にも複数のプラットフォームが利用されています。管理会社によっては、複数のプラットフォームに同時掲載して稼働率を最大化する戦略を取ることも一般的です。

プラットフォーム特徴主な利用者層
Airbnb世界最大のバケーションレンタル。知名度が高い欧米・アジアの観光客
Booking.comホテル予約からバケーションレンタルまで幅広い欧州・中東の旅行者
VRBO家族向け物件に強いファミリー層
Bayut / Property FinderUAE最大のローカル不動産ポータル中東・南アジアの旅行者

短期賃貸 vs 長期賃貸 — 利回り徹底比較

ドバイ不動産投資を検討する際、「短期賃貸と長期賃貸のどちらが有利か」は最初に整理すべきポイントです。それぞれの利回り特性を比較します。

長期賃貸の平均利回り

ドバイの長期賃貸(年間契約)は、表面利回り5〜8%程度が一般的です。エリアや物件タイプによって差がありますが、以下が参考値となります。

物件タイプ長期賃貸の表面利回り(参考値)
アパートメント(全体平均)約6.0〜8.0%
ヴィラ・タウンハウス(戸建て)約4.0〜6.0%
スタジオ(高利回りエリア)約8.0〜10.0%

長期賃貸の最大のメリットは安定性です。1年契約のため空室リスクが低く、家賃収入の予測が立てやすいという特徴があります。詳しい利回りデータは「ドバイ不動産の利回り完全ガイド」をご参照ください。

短期賃貸の平均利回り

短期賃貸(ホリデーホーム)運用の場合、表面利回りは8〜12%程度に達するケースがあり、長期賃貸を上回る収益性が期待できます。ただし、以下の諸経費を差し引いたネット利回りで比較することが重要です。

短期賃貸で発生する主な経費

  • 管理会社手数料:賃料の15〜20%
  • DTCMライセンス費用:年間1,000〜4,500AED(約42,000〜189,000円)
  • Tourism Dirham:1部屋あたり1泊10〜15AED
  • 清掃・リネン費:1回あたり100〜300AED
  • 光熱費・Wi-Fi:月額500〜1,500AED
  • 消耗品・アメニティ:月額200〜500AED

これらの経費を差し引くと、ネット利回りは4〜7%前後になることが一般的です。長期賃貸のネット利回り(3〜6%程度)と比較すると、短期賃貸のほうが上回る傾向にありますが、その差は表面利回りほど大きくならない点に留意が必要です。

どちらが向いているかの判断基準

判断基準短期賃貸が向いている長期賃貸が向いている
投資の手間管理会社に任せられる方できるだけ手間をかけたくない方
収益の安定性季節変動を許容できる方毎月一定の家賃収入を重視する方
物件の立地観光地・ビーチ近くの物件住宅街・オフィス街の物件
初期投資家具・インテリアへの投資が必要最低限の設備で可
利回り目標ネット5〜7%以上を狙いたい方ネット4〜6%で安定を求める方
鈴木 結

短期賃貸と長期賃貸の両方を組み合わせるポートフォリオ戦略もあります。観光エリアの物件は短期賃貸、住宅エリアの物件は長期賃貸と分けることで、リスク分散と収益最大化を両立できます。

DTCMホリデーホームライセンス — 取得手順と費用

ドバイで短期賃貸を行うには、DET(ドバイ経済観光省、旧DTCM)が発行するホリデーホームライセンスの取得が必須です。無許可での運営は違法となるため、必ず正規の手続きを行いましょう。

ライセンスが必要な理由と罰則

ドバイ政府は短期賃貸市場の品質と安全性を確保するため、すべてのホリデーホーム物件にライセンス取得を義務付けています。無許可で運営した場合の罰則は以下のとおりです。

無許可運営の罰則

  • 罰金:最大50,000AED(約210万円)
  • 即時営業停止命令
  • 法的措置の可能性
  • 建物管理組合からの追加制裁・将来の申請制限

Airbnbなどのプラットフォームも、DTCMライセンス番号の掲載を求めており、ライセンスなしでは正規のリスティングが難しくなっています。

申請に必要な書類

ホリデーホームライセンスの申請には、以下の書類が必要です。

申請に必要な書類一覧

  • パスポートのコピー(オーナーまたは運営者)
  • 物件のタイトルディード(所有権証明書)
  • 物件オーナーからのNOC(No Objection Certificate)※運営者が別の場合
  • DEWA(電力・水道局)のアカウント証明
  • 物件の写真(各部屋・設備の状態がわかるもの)
  • 建物管理組合(オーナーズアソシエーション)からのNOC

登録費用の内訳

DTCMホリデーホームライセンスの取得にかかる費用は以下のとおりです(2026年時点の参考値)。

費用項目金額(AED)金額(日本円換算)
登録申請料(ナレッジ・イノベーション手数料含む)実費で約1,520AED約63,800円
物件検査料実費で約320AED約13,400円
年間パーミット料(アパートメント)実費で約1,000〜2,500AED約42,000〜105,000円
年間パーミット料(ヴィラ)実費で約2,500〜4,500AED約105,000〜189,000円

初年度の合計費用は、アパートメントの場合で実費で約2,840〜4,340AED(約12万〜18万円)程度が目安です。管理会社に手続きを代行してもらう場合は、別途代行手数料が発生する場合があります。

Tourism Dirham(観光税)の仕組み

ドバイの短期賃貸では、ゲストの宿泊に対してTourism Dirham(観光税)を徴収し、毎月DETに納付する義務があります。

物件分類Tourism Dirham(1部屋・1泊あたり)
スタンダード・ホリデーホーム10AED(約420円)
デラックス・ホリデーホーム15AED(約630円)

例えば、1ベッドルームのスタンダード物件で月に20泊の稼働があった場合、Tourism Dirhamは200AED(約8,400円)/月となります。この費用は通常ゲストから徴収しますが、運営者がDETに毎月報告・納付する責任を負います。

鈴木 結

DTCMライセンスの取得手続きは管理会社に代行してもらうのが一般的です。費用は多少上がりますが、書類の不備や手続きの遅延を避けられます。物件購入のサポートからライセンス取得まで一貫して対応できるエージェントを選ぶと安心です。

エリア別・短期賃貸の収益データ

ドバイの短期賃貸は、エリアによって稼働率・客室単価・利回りが大きく異なります。主要エリアの収益性を比較します。なお、以下のデータはすべて参考値であり、物件の立地・グレード・運営方法によって実際の数値は変動します。

ドバイマリーナ / JBR

ドバイマリーナとその隣接エリアであるJBR(ジュメイラ・ビーチ・レジデンス)は、短期賃貸市場において最も人気の高いエリアの一つです。ビーチへのアクセス、レストラン・ショッピングの充実度、メトロ駅の利便性が観光客を引きつけています。

ドバイマリーナ / JBR の短期賃貸データ(参考値)

  • 平均稼働率:75〜85%(ピーク時90%超)
  • 1泊あたりの平均料金(ADR):スタジオ 250〜400AED / 1BR 400〜700AED / 2BR 700〜1,200AED
  • 短期賃貸の表面利回り:8〜11%程度
  • 長期賃貸との収益差:短期賃貸のほうが20〜30%高い傾向

マリーナエリアの詳しい不動産情報は「ドバイマリーナ完全ガイド」で解説しています。

ダウンタウン・ドバイ

ブルジュ・ハリファやドバイモールがあるダウンタウンは、ドバイを象徴するエリアです。観光客にとって「ドバイに来たら一度は泊まりたい」場所であり、ADR(平均客室単価)はドバイ全エリアの中でも最高水準を誇ります。

ダウンタウン・ドバイの短期賃貸データ(参考値)

  • 平均稼働率:70〜80%(イベント時は90%超)
  • 1泊あたりの平均料金(ADR):1BR 500〜900AED / 2BR 900〜1,500AED
  • 短期賃貸の表面利回り:7〜10%程度
  • 特徴:ADRが高い一方、物件価格も高いため利回り率はマリーナと同等か若干低め

パームジュメイラ

世界的に有名な人工島パームジュメイラは、ラグジュアリーな短期賃貸物件に強みがあります。特にヴィラやペントハウスは、富裕層の家族旅行やグループ旅行の需要が安定しており、1泊数万円〜数十万円の高額帯で運営されています。

パームジュメイラの短期賃貸データ(参考値)

  • 平均稼働率:70〜85%(ハイシーズンはほぼ満室)
  • 1泊あたりの平均料金(ADR):1BR 600〜1,000AED / ヴィラ 2,000〜5,000AED以上
  • 短期賃貸の表面利回り:6〜9%程度(物件価格が高いため利回り率は控えめ)
  • 特徴:キャピタルゲイン(売却益)も見込める資産価値の高さ

パームジュメイラの物件情報は「パームジュメイラ完全ガイド」で詳しく解説しています。

ビジネスベイ

ダウンタウンに隣接するビジネスベイは、ビジネス客と観光客の双方の需要を取り込めるエリアです。物件価格がダウンタウンよりも手頃なため、利回りの面で有利になるケースがあります。

ビジネスベイの短期賃貸データ(参考値)

  • 平均稼働率:75〜85%
  • 1泊あたりの平均料金(ADR):スタジオ 200〜350AED / 1BR 350〜600AED
  • 短期賃貸の表面利回り:8〜11%程度
  • 特徴:物件価格がダウンタウンの60〜70%程度で利回りが出やすい

エリア別比較表

主要エリアの短期賃貸データを一覧で比較します。

エリア平均稼働率ADR(1BR目安)表面利回り物件価格帯(1BR)
ドバイマリーナ / JBR75〜85%400〜700AED8〜11%80〜150万AED(約3,360〜6,300万円)
ダウンタウン・ドバイ70〜80%500〜900AED7〜10%100〜200万AED(約4,200〜8,400万円)
パームジュメイラ70〜85%600〜1,000AED6〜9%150〜300万AED(約6,300〜12,600万円)
ビジネスベイ75〜85%350〜600AED8〜11%60〜120万AED(約2,520〜5,040万円)

※上記はすべて参考値です。物件の階数・眺望・築年数・家具のグレード等によって大きく変動します。最新の相場は「ドバイ不動産の利回り完全ガイド」もあわせてご確認ください。

鈴木 結

短期賃貸で利回りを最大化するなら、ビジネスベイやドバイマリーナのスタジオ〜1ベッドルームが費用対効果に優れています。パームジュメイラは利回り率よりもキャピタルゲインとブランド価値を重視する投資家に向いています。

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短期賃貸の運用方法と管理会社の選び方

ドバイの短期賃貸投資では、物件の運営管理をどのように行うかが収益性を大きく左右します。日本に居住しながらドバイの物件を運用する場合、管理会社の選定は特に重要です。

自主管理 vs 管理会社委託

比較項目自主管理管理会社委託
手数料なし賃料の15〜20%
ゲスト対応自分で対応(24時間体制が必要)管理会社が全対応
清掃・メンテナンス自分で手配管理会社が手配
DTCMライセンス自分で取得・管理代行取得可能
プラットフォーム管理自分でリスティング運用複数プラットフォームに同時掲載
適している人ドバイ在住でホスピタリティ経験がある方日本からリモートで運用したい投資家

日本からのリモート投資の場合、管理会社への委託が現実的な選択肢です。手数料は発生しますが、ゲスト対応・清掃・トラブル対応をすべて任せられるため、時間と手間を大幅に削減できます。

管理会社の手数料相場(15〜20%)

ドバイの短期賃貸管理会社の手数料は、賃料収入の15〜20%が一般的な相場です。サービス内容によって料率が異なります。

サービスレベル手数料目安含まれるサービス
ベーシック10〜15%リスティング管理、予約管理、基本清掃
フルサービス17〜20%上記 + ゲストコンシェルジュ、メンテナンス手配、レポーティング
ラグジュアリー20%〜上記 + プレミアムアメニティ、インテリアスタイリング、VIPゲスト対応

注意点:一部の管理会社は、Airbnbのプラットフォーム手数料を含めた金額で計算する場合があります。契約前に「手数料の計算ベースは何か(オーナーへの振込額か、ゲストの支払総額か)」を必ず確認しましょう。

管理会社を選ぶ5つのポイント

管理会社選びのチェックポイント

  1. DTCMライセンスの保有:正規のホリデーホーム運営ライセンスを持っているか
  2. 管理物件数と実績:同エリアでの管理実績が豊富か、レビュー評価は高いか
  3. 料金体系の透明性:隠れた費用がないか、手数料の計算方法が明確か
  4. オーナーへの報告頻度:月次レポート(稼働率・収益・経費)の提供があるか
  5. 対応プラットフォーム:Airbnb、Booking.com等、複数プラットフォームに対応しているか
鈴木 結

管理会社選びは短期賃貸投資の成否を分ける最重要ポイントです。手数料の安さだけで選ぶのではなく、稼働率の実績やゲスト対応の質を総合的に評価しましょう。契約前に実際に管理している物件のAirbnbレビューを確認するのが有効です。

短期賃貸投資のリスクと注意点

短期賃貸投資は長期賃貸よりも高い利回りが期待できる一方で、特有のリスクがあります。事前に理解し、対策を講じておくことが重要です。

季節変動リスク

ドバイの短期賃貸市場は、季節による需要変動が最大の特徴です。

シーズン期間稼働率目安ADR目安特徴
ハイシーズン10月〜4月70〜90%300〜500AED以上気候が良く観光・ビジネスイベントが集中
ピーク12月〜1月80〜95%400〜700AED以上年末年始・ショッピングフェスティバル
ローシーズン6月〜9月30〜50%150〜300AED猛暑(40℃超)で観光客が激減

ピークシーズンの月間収益が約6,000AED以上になる一方、ローシーズンでは約2,000〜3,000AED程度に落ち込むケースもあります。年間を通した平均で収益計画を立てることが重要であり、ハイシーズンの数字だけで判断するのは危険です。

規制変更リスク

ドバイ政府は短期賃貸市場の規制を段階的に強化しています。今後想定されるリスクには以下のようなものがあります。

今後想定される規制変更リスク

  • ライセンス要件の厳格化:物件品質基準の引き上げ、検査頻度の増加
  • 税制の変更:Tourism Dirhamの引き上げ、新たな課税の導入
  • 建物管理組合の規制:一部の建物で短期賃貸を禁止・制限する動き
  • 最低宿泊日数の変更:現行の最低1泊〜から変更される可能性

ただし、ドバイ政府は観光産業を経済の柱として位置づけており、短期賃貸を全面禁止するような方向性は現時点では考えにくいとされています。規制の目的は「市場の質の向上」であり、適切に運営しているオーナーにとってはむしろプラスに働く可能性もあります。

競合激化と供給過多

ドバイの不動産市場は活況を呈しており、新規プロジェクトの供給が続いています。短期賃貸市場への参入者も増加しており、特に人気エリアでは物件間の競争が激しくなっています

差別化のポイントとしては、以下が有効です。

競合との差別化戦略

  • インテリア・家具のグレードアップ:プロのスタイリングで写真映えする空間を作る
  • ユニークな売り(USP):ブルジュ・ハリファビュー、ビーチフロント、プール付きなど
  • ゲスト体験の向上:ウェルカムパック、ローカルガイド、コンシェルジュサービス
  • レビュー管理:高評価レビューの蓄積がプラットフォーム内での表示順位に直結

為替リスクと送金

日本から投資する場合、AED/JPYの為替変動が投資リターンに影響します。2026年2月時点の換算レートは1AED=約42円ですが、為替は常に変動するため、円換算での収益は為替動向に左右されます。

また、家賃収入の日本への送金には送金手数料が発生します。Wise(ワイズ)などの海外送金サービスを利用することで、銀行送金よりもコストを抑えることが可能です。

鈴木 結

短期賃貸投資を検討される場合、ローシーズンの収益減少を見越して、最低でも3〜6ヶ月分の管理費・ローン返済をカバーできるキャッシュリザーブを確保しておくことをおすすめします。

短期賃貸で成功するための物件選びのコツ

短期賃貸投資の成否は物件選びで決まるといっても過言ではありません。以下のポイントを意識して物件を選定しましょう。

短期賃貸に適した物件の条件

  1. 立地:観光地・ビーチ・メトロ駅から徒歩圏内
  2. 眺望:海・マリーナ・ブルジュ・ハリファのビューは大幅なプレミアム要因
  3. 間取り:スタジオ〜1BRが最も回転率が高く利回りが出やすい
  4. 建物のグレード:プール・ジム・コンシェルジュサービス付きの物件が好まれる
  5. 建物の管理規約:短期賃貸(ホリデーホーム)が許可されている建物を選ぶ
  6. デベロッパー:Emaar、Meraas、Nakheel、Aldarなど大手の物件は資産価値の面で安心感がある

特に重要なのが「建物の管理規約で短期賃貸が許可されているか」の確認です。一部のレジデンスでは、オーナーズアソシエーション(管理組合)が短期賃貸を制限しているケースがあります。RERA(不動産規制庁)の規定も踏まえ、購入前に必ず確認しましょう。

物件の購入手続きの詳細は「ドバイ不動産の購入方法完全ガイド」で解説しています。

鈴木 結

短期賃貸向けの物件を選ぶ際は、必ず購入前にAirbnbで同じ建物・エリアの物件の稼働状況やレビューを調査してください。既存リスティングの評価や価格帯から、その物件の収益ポテンシャルをある程度見積もることができます。

ドバイ短期賃貸投資の始め方 — まとめ

ドバイの短期賃貸(ホリデーホーム)投資は、年間約2,000万人の観光客が訪れる市場の需要に支えられた、魅力的な投資手法です。最後に、投資を始めるまでのステップを整理します。

ドバイ短期賃貸投資を始める5つのステップ

  1. 情報収集:エリア別の利回りデータ・規制・市場動向を把握する
  2. 物件選定:短期賃貸が許可されたエリア・建物で、利回りポテンシャルの高い物件を選ぶ
  3. 物件購入:信頼できるエージェントを通じて購入手続きを進める(ドバイ不動産投資ガイド
  4. ライセンス取得:DTCMホリデーホームライセンスを取得する
  5. 管理会社選定・運用開始:実績のある管理会社に運用を委託し、短期賃貸をスタートする

短期賃貸投資は長期賃貸よりも高い利回りが期待できる一方、季節変動リスクや管理コストなど、理解すべきポイントも多くあります。成功の鍵は、正確なデータに基づく物件選びと、信頼できる管理会社との連携です。

ドバイ不動産投資全般の基礎知識は「ドバイ不動産投資の完全ガイド」で体系的にまとめていますので、あわせてご覧ください。

鈴木 結

ドバイの短期賃貸市場は成長を続けていますが、物件選びを間違えると期待した利回りが出ないこともあります。初めての方は、まず無料セミナーでエリアごとの最新データを確認し、プロのアドバイスを受けることをおすすめします。

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