「ドバイってイスラム教の国だけど、お酒は飲めるの?」「服装はどこまで気をつければいいの?」――ドバイ旅行や移住を検討する日本人にとって、宗教に関する疑問は尽きないものです。
結論から言えば、ドバイはイスラム教を国教としながらも、世界有数の「宗教的寛容さ」を誇る都市です。人口の約90%が外国人で構成されるこの国際都市では、イスラム教のルールを尊重しながらも、異なる宗教や文化を持つ人々が共存しています。
ただし「何でもあり」というわけではありません。公共の場での飲食制限やラマダン期間中のマナーなど、日本人が知っておくべきルールは確かに存在します。この記事では、ドバイの宗教事情を基本から丁寧に解説し、旅行者・ビジネス訪問者・移住者それぞれが安心して過ごせるよう、実践的な情報をお届けします。
この記事でわかること
- ドバイ・UAEの宗教の基本とイスラム教の概要
- 日本人が守るべき服装・飲酒・公共マナーのルール
- ラマダン期間中の過ごし方と注意点
- モスク見学の方法・ドレスコード・おすすめスポット
- ドバイの多宗教共存と他宗教の礼拝施設
- 観光・ビジネス・移住それぞれの視点からの宗教マナー
目次
ドバイ・UAEの宗教の基本|国教はイスラム教
アラブ首長国連邦(UAE)の国教はイスラム教です。UAE国民(エミラティ)のほぼ全員がイスラム教徒(ムスリム)であり、国の法律や文化の根幹にイスラム教の教えが反映されています。
ドバイはイスラム教を国教としながらも、非常に多様な文化や宗教が共存する国際都市としての側面を強く持っています。
ただし、ドバイは他のイスラム圏の都市とは少し異なる特徴を持っています。ドバイの人口は2025年に400万人を突破しましたが、そのうちUAE国籍を持つ人は約10%に過ぎません。残りの約90%は、インド、パキスタン、フィリピン、ヨーロッパ、アフリカなど200以上の国籍から集まった外国人居住者で構成されています。
この多国籍な人口構成が、ドバイを「イスラム教の国でありながら、世界で最も多文化的な都市の一つ」にしています。
UAEにおける宗教の割合
| 宗教 | 割合(推定) | 備考 |
|---|---|---|
| イスラム教 | 約76% | 国民のほぼ全員+外国人ムスリム |
| キリスト教 | 約9% | フィリピン・欧米系住民が中心 |
| ヒンドゥー教 | 約6% | インド系住民が中心 |
| 仏教 | 約2% | スリランカ・東南アジア系 |
| その他 | 約7% | シク教、ユダヤ教など |
UAE国民の間ではスンニ派が約85%、シーア派が約15%です。ドバイでは宗派間の対立はほとんどなく、平和的に共存しています。
イスラム教の基本|五行と日常生活への影響
ドバイで生活する上で、イスラム教の基本的な教えを理解しておくことは重要です。ムスリムの信仰生活の柱となるのが「五行(ごぎょう)」と呼ばれる5つの義務です。
イスラム教の五行
| 五行 | 内容 | 日本人への影響 |
|---|---|---|
| シャハーダ(信仰告白) | 「アッラーの他に神はなく、ムハンマドはその使徒である」と唱える | 直接的な影響なし |
| サラート(礼拝) | 1日5回、メッカの方角に向かって礼拝する | アザーン(礼拝の呼びかけ)が街中に響く |
| ザカート(喜捨) | 収入の一部を貧しい人々に寄付する | 直接的な影響なし |
| サウム(断食) | ラマダン月に日の出から日没まで飲食を断つ | ラマダン期間中の行動制限あり |
| ハッジ(巡礼) | 一生に一度、メッカへ巡礼する | 直接的な影響なし |
1日5回の礼拝(サラート)とアザーン
ドバイで生活すると、毎日5回モスクから流れる「アザーン」という礼拝の呼びかけを耳にします。アザーンは「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」で始まる美しい詠唱で、最初は驚くかもしれませんが、すぐに日常の風景の一部になります。
| 礼拝名 | 時間帯 | 目安の時刻(季節で変動) |
|---|---|---|
| ファジュル | 夜明け前 | 4:30〜5:30頃 |
| ズフル | 正午過ぎ | 12:00〜12:30頃 |
| アスル | 午後 | 15:00〜15:30頃 |
| マグリブ | 日没直後 | 17:30〜18:30頃 |
| イシャー | 夜 | 19:00〜20:00頃 |
礼拝時間は太陽の位置に基づくため、季節によって変動します。礼拝の時間帯には、ショッピングモール内にある礼拝室(ムサッラー)に向かうムスリムの姿を見かけますが、非ムスリムの日常生活に大きな影響はありません。
ハラルとは?食事のルール
「ハラル」とは、イスラム法において「許されたもの」を意味します。食事においては、豚肉やアルコールが「ハラム(禁止)」とされ、肉類はイスラム法に則って処理された「ハラル認証」のものが基本です。
ドバイのスーパーマーケットでは、豚肉やアルコールは「Pork Section」「Non-Muslim」と表示された別コーナーで販売されています。日本人がよく利用するレストランやホテルでは、豚肉を使った料理やアルコール飲料も提供されているので、日常的に困ることはほとんどありません。
スーパーマーケットの豚肉コーナーは仕切りで区切られた別室になっています。日本食を自炊したい方は、豚肉もベーコンもちゃんと手に入りますのでご安心ください。
日本人が守るべき宗教上のルールとマナー
ドバイは外国人に対して非常に寛容ですが、イスラム教を尊重したルールやマナーが存在します。知らずに違反すると、罰金や拘束の対象になることもあるため、基本的なポイントは押さえておきましょう。
服装のルール|どこまでカジュアルでOK?
ドバイの服装ルールは、場所によって大きく異なります。ビーチやプールではビキニや水着が普通に着用できますが、ショッピングモールや公共施設では肩と膝が隠れる服装が基本です。
| 場所 | 服装の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| ビーチ・プール | 水着OK | ビーチから離れたら着替える |
| ショッピングモール | 肩と膝が隠れる服装 | タンクトップ・短パンは避ける |
| レストラン・カフェ | カジュアルOK | 高級店はドレスコードあり |
| モスク | 全身を覆う服装 | 女性はスカーフ必須 |
| 政府機関 | フォーマル | 露出の多い服装は入場拒否も |
日常生活では、日本の夏の服装(Tシャツにジーンズなど)であれば基本的に問題ありません。ただし、モスクや政府機関を訪れる際は、肌の露出を控えた服装を心がけましょう。
飲酒のルール|お酒は飲める?
ドバイでは、ライセンスを持つホテル、レストラン、バーでのアルコール提供が認められています。観光客はパスポートを提示すれば、指定の販売店や免税店でアルコールを購入することも可能です。
ドバイの飲酒ルール まとめ
- ライセンスを持つ飲食店やホテル内での飲酒はOK
- 自宅での飲酒もOK(21歳以上の非ムスリム)
- 公共の場での飲酒は禁止(公園、路上など)
- 飲酒運転は厳禁(厳罰の対象)
- 酔った状態での公共の場での行為は逮捕の可能性あり
- 2025年1月より酒税30%が再導入
日本と大きく異なるのは、「酔った状態で公共の場にいること自体が違法になりうる」という点です。ホテルのバーで飲んだ後は、タクシーやライドシェアで帰宅するようにしましょう。飲酒運転は日本よりもさらに厳しい罰則が科されます。
公共の場でのマナー|知らないと罰金も
ドバイでは、公共の場での行為についても明確なルールがあります。文化の違いを理解し、リスペクトを持って行動することが大切です。
公共の場でのNG行為
- 過度な愛情表現:キスや抱擁は公共の場では控える(罰金・拘留の対象)
- 侮辱的な言動:相手を指さす、中指を立てるなどの行為は厳禁
- 大音量の音楽:住宅地では特に夜間の騒音に注意
- 無断撮影:現地の人、特に女性を無断で撮影しない
- 左手の使用:握手や物の受け渡しは右手で行う
- 足の裏を見せる:足を組んで座る際は注意
とはいえ、これらのルールは「常識的な配慮」の範囲内のものがほとんどです。日本人の感覚で「礼儀正しく」振る舞っていれば、トラブルになることはまずありません。
実際にドバイで暮らしていると、日本人のマナー感覚はドバイのルールと相性が良いと感じます。周囲への配慮を大切にする日本人は、現地でも好印象を持たれることが多いですよ。
ラマダン期間中の過ごし方と注意点
ラマダンはイスラム暦の第9月にあたる神聖な月で、ムスリムは日の出から日没まで飲食を断つ「断食(サウム)」を行います。2026年のラマダンは2月18日頃〜3月19日頃の予定です(月の観測により前後する可能性あり)。
ラマダン中に日本人が守るべきマナー
非ムスリムはラマダン中に断食をする義務はありません。しかし、断食をしている人々への配慮として、以下のマナーを守ることが求められます。
ラマダン中の基本マナー
- 日中の公共の場での飲食・喫煙は控える(ホテルやモール内の指定エリアではOK)
- 大音量の音楽やパーティーは自粛
- 露出の多い服装はいつも以上に控えめに
- 断食中の人の前でガムを噛まない
- 「ラマダン・カリーム(恵みあるラマダンを)」と挨拶すると好印象
ラマダン中の食事はどうする?
観光客や非ムスリムが日中に食事をする場所はちゃんと確保されています。ショッピングモールのフードコートやホテル内のレストランは通常営業しており、カーテンやパーテーションで仕切られたスペースで食事ができます。
一方、オールドドバイなど地元住民が多いエリアでは、日中営業していない飲食店もあります。観光エリアやホテル周辺であれば、食事に困ることはほとんどありません。
イフタール体験|ラマダンならではの楽しみ
ラマダンには「イフタール」という楽しみもあります。イフタールとは日没後に断食を解く食事のことで、ドバイの多くのホテルやレストランが豪華なイフタールビュッフェを提供します。
非ムスリムも参加でき、アラビア料理を中心とした特別メニューを楽しめます。価格は1人あたり150〜500AED(約6,300〜21,000円)が相場で、ラマダン期間中ならではの貴重な文化体験として、むしろこの時期の訪問をおすすめする声もあります。
ラマダン期間中はホテルの宿泊費が下がる傾向があり、実はお得に旅行できるシーズンでもあります。イフタール体験は異文化理解にもつながるので、ぜひチャレンジしてみてください。
モスク見学ガイド|非ムスリムでも訪問できるスポット
ドバイとその周辺には、非ムスリムでも見学できる美しいモスクがあります。イスラム建築の壮大さを体感できる貴重な機会なので、旅行の際にはぜひ訪れてみてください。
ジュメイラ・モスク|ドバイ市内で唯一の非ムスリム開放モスク
ジュメイラ・モスクは、ドバイ市内で非ムスリムが内部を見学できる唯一のモスクです。1998年から「Open Doors, Open Minds(扉を開き、心を開く)」プログラムを実施しており、イスラム文化を学べるガイドツアーが提供されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | ジュメイラ・ビーチ・ロード沿い |
| 見学時間 | 午前10:00〜11:15 / 午後14:00〜15:15 |
| 定休日 | 金曜日 |
| 入場料 | 35AED(約1,470円) |
| 予約 | 不要(直接訪問OK) |
| 服装 | 長袖・長ズボン必須、女性はスカーフで髪を覆う(貸出あり) |
ツアーでは、イスラム教の五行や礼拝の方法、ドバイの文化について英語で説明を受けることができます。質疑応答の時間も設けられており、宗教への理解を深める良い機会になります。
シェイク・ザイード・グランドモスク|世界最大級の白亜のモスク
ドバイから車で約1時間半の首都アブダビにあるシェイク・ザイード・グランドモスクは、世界最大級のモスクの一つです。82のドーム、1,000本以上の柱、世界最大のペルシャ絨毯、スワロフスキー製のシャンデリアなど、圧倒的なスケールのイスラム建築を無料で見学できます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | アブダビ(ドバイから車で約1.5時間) |
| 入場料 | 無料 |
| 予約 | オンラインで事前予約が必要 |
| 見学時間 | 土〜木 9:00〜22:00 / 金 15:00〜22:00 |
| 服装 | 男性:肩と膝が隠れる服装 / 女性:全身を覆い髪をスカーフで隠す |
| アバヤ貸出 | なし(2023年7月に廃止、事前に購入が必要) |
グランドモスク見学の注意点
- アバヤの貸出サービスは廃止済み。近隣の土産店で約2,000円程度で購入可能
- サンダルは避け、靴を脱ぐ場面があるため脱ぎ履きしやすい靴がおすすめ
- 写真撮影は可能だが、礼拝中のムスリムの撮影は避ける
- 夕方〜夜のライトアップは特に美しく、撮影スポットとして人気
ドバイの宗教的寛容性|他宗教との共存
ドバイの特筆すべき点の一つが、他の宗教に対する高い寛容性です。UAEは2019年を「寛容の年」と定め、2016年には「寛容省(Ministry of Tolerance)」を世界で初めて設置するなど、宗教的多様性を国策として推進しています。
ドバイにある他宗教の礼拝施設
ドバイには、イスラム教のモスク以外にもさまざまな宗教の礼拝施設があります。
- キリスト教会:カトリック、プロテスタント、正教会など複数の教会がジュベル・アリなどに集まっています
- ヒンドゥー寺院:2024年にオープしたBAPSヒンドゥー・マンディールは、中東最大のヒンドゥー寺院です
- シク教寺院(グルドワラ):2012年に開設されたグル・ナーナク・ダルバールは湾岸地域最大のグルドワラです
- 仏教寺院:スリランカ系コミュニティが中心のマハーメーヴナーワ仏教僧院があり、アラビア半島初の仏教寺院として知られています
- ユダヤ教シナゴーグ:2023年に公式のシナゴーグが開設されました
UAE政府は、キリスト教のクリスマスやヒンドゥー教のディワリなど、他宗教の祝日を公式に祝福するメッセージを発信しています。このような姿勢が、多様な宗教的背景を持つ外国人が安心して暮らせる環境を作り出しています。
ドバイでは12月にクリスマスツリーが飾られ、10月にはディワリの飾りつけが見られます。宗教の多様性を日常的に実感できる街ですよ。
観光・ビジネス・移住|シーン別の宗教マナー
ドバイを訪れる目的によって、宗教に関する意識のレベルは異なります。それぞれのシーンで押さえておくべきポイントを整理します。
観光客として訪れる場合
観光客に対してドバイは非常にオープンです。観光地やホテル内では、宗教的な制約をほとんど感じることはありません。
- ホテルやライセンスのあるレストランで飲酒を楽しめる
- ビーチでは水着OK(ただし公共ビーチとプライベートビーチでルールが異なる場合あり)
- 観光スポットでは写真撮影も自由(モスク内は配慮が必要)
- ラマダン期間中も観光は可能(ホテル内で食事ができる)
ビジネスで訪問する場合
ビジネスシーンでは、イスラム文化への理解がパートナーシップ構築に役立ちます。
- 金曜日は休日:UAEの週末は土曜・日曜ですが、金曜日は「ジュムア(集団礼拝)」の日で、午後は休みになる企業もあります
- 握手のマナー:異性間の握手は、相手から手を差し出すまで待つのが無難です
- 名刺交換:右手で渡す。アラビア語の名刺があると好印象です
- ラマダン中の商談:断食中の相手の前で飲食しない配慮が重要です
- 食事の席:豚肉やアルコールを避けるメニュー選びが気配りになります
- ラマダン中のMTG:日中のミーティングは避け、イフタール(日没後の食事)に招待すると好印象。ビジネス関係を深める絶好の機会になります
- 金曜午前の連絡:金曜午前は礼拝のため連絡がつきにくいことが多いため、重要な連絡や返答期限は木曜日までに済ませておくのがベストです
移住者として暮らす場合
ドバイに移住すると、イスラム文化はより身近な存在になります。しかし、多くの日本人移住者が口を揃えるのは「思ったよりも暮らしやすい」ということです。
- 自宅での飲酒は自由(21歳以上の非ムスリム)
- 豚肉もスーパーで購入可能
- 服装は日本の普段着レベルで問題なし
- 近所のモスクからのアザーンは生活の一部になる
- ラマダン期間中は飲食店の営業時間に注意が必要
- 地域のイベントやお祭りに参加することで、文化理解が深まる
ドバイでの生活全般について詳しく知りたい方は「ドバイで日本人が気をつけるべきポイント」もあわせてご覧ください。
金曜礼拝と祝祭日|知っておきたい年間カレンダー
ドバイでの生活やビジネスに関わるイスラム教の主要な祝祭日を確認しておきましょう。イスラム暦は太陰暦に基づくため、毎年日程が約10〜11日ずつ前倒しになります。
2026年のUAE主要イスラム祝日(予定)
| 祝祭日 | 時期(2026年予定) | 概要 |
|---|---|---|
| ラマダン開始 | 2月18日頃 | 断食月の開始(約30日間) |
| イード・アル=フィトル | 3月20日頃 | ラマダン明けの祝祭(3〜4日間の休日) |
| アラファの日 | 5月27日頃 | 巡礼の最も重要な日 |
| イード・アル=アドハー | 5月28日頃 | 犠牲祭(3〜4日間の休日) |
| イスラム新年 | 6月17日頃 | イスラム暦の新年 |
| 預言者生誕祭 | 8月27日頃 | ムハンマド生誕を祝う日 |
イードの期間中は多くの企業や政府機関が数日間休みになります。また、ショッピングモールではセールが行われ、街全体がお祝いムードに包まれます。ビジネスの予定を立てる際は、これらの祝日を考慮しておきましょう。
イードの時期はドバイの街が華やかに飾られ、各地でイベントが開催されます。特にイード・アル=フィトルは、日本のお正月のような雰囲気で、とても楽しい時期ですよ。
よくある質問|ドバイの宗教に関するQ&A
Q. ドバイで豚肉は食べられますか?
はい、食べられます。スーパーマーケットの「Pork Section」で購入でき、一部のレストランでも豚肉料理を提供しています。日本食レストランでもトンカツや豚の生姜焼きなどを出す店があります。
Q. ラマダン中にドバイを旅行しても大丈夫?
問題ありません。ホテル内やショッピングモールの飲食店は通常営業しています。公共の場での飲食を控えるなどのマナーを守れば、観光を楽しむことができます。むしろホテル料金が下がり、イフタール体験もできるメリットがあります。
Q. 日本人が宗教上の理由で逮捕されることはある?
通常の観光・生活では考えにくいですが、泥酔状態での公共の場での行為、ラマダン中の公然とした飲食、モスク内での不敬な行為などは処罰の対象になり得ます。常識的なマナーを守っていれば心配はいりません。
Q. ドバイに日本の宗教施設はありますか?
日本の寺社は現時点ではありませんが、仏教寺院は存在します。また、自宅での個人的な信仰活動(仏壇を置く、お祈りをするなど)は完全に自由です。
Q. イスラム教に改宗しないとドバイに住めない?
いいえ、改宗の必要はまったくありません。ドバイには多くのキリスト教徒、ヒンドゥー教徒、仏教徒、無宗教の方が暮らしています。信仰の自由は法律で保障されています。
まとめ|ドバイは「寛容さとルール」が共存する都市
ドバイは、イスラム教を国教としながらも、世界200以上の国籍の人々が平和に共存する稀有な都市です。宗教的なルールは確かに存在しますが、それらは「相互のリスペクト」に基づいたものであり、日本人にとって特別に厳しいものではありません。
ドバイの宗教事情 まとめ
- 国教はイスラム教だが、外国人には寛容なルールが適用される
- お酒はライセンスのある店で飲める。公共の場での飲酒は禁止
- 服装はモスクや政府機関以外は日本の普段着でOK
- ラマダン中は公共の場での飲食を控えるマナーが必要
- モスク見学は非ムスリムでも可能(ジュメイラ・モスク、グランドモスク)
- キリスト教会、ヒンドゥー寺院、仏教寺院なども存在する
- 日本人の礼儀正しさはドバイでも好印象を持たれる
ドバイ移住を検討している方は「ドバイ移住 完全ガイド【2026年版】」もぜひご覧ください。また、ドバイの治安について詳しく知りたい方は「ドバイの治安ガイド」、公用語やコミュニケーションについては「ドバイの公用語ガイド」、ドバイの位置や国の基本情報は「ドバイはどこの国?」もあわせてお読みください。
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